アンサンブル・レザミ・ドゥ・ヴァンサン

アンサンブル・レザミ・ドゥ・ヴァンサン
2017年、奥田裕美、加藤勇仁、知久翔、山本純子、寺嶋千紘により、フルートカルテットとピアノという新しい編成のアンサンブルとして結成。アンサンブル名の「レザミ・ドゥ・ヴァンサン」の「ヴァンサン」はパリ管絃楽団首席奏者ヴァンサン・リュカ氏に由来する。
フランス、ドイツでそれぞれ研鑽を積んだメンバーが、ピッコロから、バスフルートまで駆使して織り成す多彩なハーモニーが人気を博している。
これまでに、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」シリーズ全曲を編曲し演奏、また特殊管入りフルートカルテットとピアノの為のオリジナル曲「原麻砂里/ル・シーニュLe signe」の委嘱初演等、フルートアンサンブルとピアノによる新たな可能性を追求している。2022年12月には、ドビュッシーの交響詩「海」のフルートアンサンブル版を発表し、注目を集めた。

奥田裕美
大阪音楽大学卒業。在学中、アンサンブルの夕べ、日韓交流演奏会、ザ・カレッジコンサート、卒業演奏会など多数演奏会に出演。ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団と協奏曲を共演。同大学卒業後、渡仏。仏リュエイユ・マルメゾン国立地方音楽院にて満場一致の一等賞及び審査員特別賞を受賞し、最高学年ディプロムD.E.M. (音楽研究資格) 取得。UFAM国際音楽コンクール 室内楽部門 満場一致の一位。ヨーロッパ・ピカルディコンクールフルート部門一等賞。2015年、日本演奏連盟・文化庁主催でリサイタルを開催。

加藤勇仁
大阪教育大学芸術専攻音楽コース卒業、パリ・エコール・ノルマル音楽院修了。
様々な室内楽、ソロ、フルートオーケストラ、吹奏楽など幅広いジャンルでの活動を行っている。また自らベルエキップ音楽教室を主宰する他、各地の音楽教室や学校にて後進の指導にも力を注いでいる。ウインドアンサンブル奏フルート奏者、まほろばフルートオーケストラ代表。ドルチェミュージックアカデミー、ムラマツ・フルート・レッスンセンター各講師、相愛大学音楽学部、相愛高等学校音楽科講師。一般社団法人日本フルート協会理事、日本フルート協会関西部会事務局長。

山本純子
国立パリ地方音楽院、パリ・エコールノルマル音楽院の両校をそれぞれ審査員満場一致にて卒業。国立パリ地方音楽院高等室内楽科及び高等ピッコロ科修了。UFAM国際音楽コンクール1位、第7回パドヴァ国際音楽コンクール木管部門1位他。2011年日演連推薦・新人演奏会出演。2013年よりリサイタルシリーズを開始。ソリストとして日本センチュリー交響楽団、テレマン室内オーケストラ等と共演するなど、ソロ、室内楽プレイヤーとして活動の幅を広げている。日本フルート協会代議員。日本演奏連盟正会員。

出演コンサート